ワークショップ:最新の暗号を体験しよう!

担当者

岡本健(筑波技術大学)、内田智也(筑波大学附属視覚特別支援学校)


到達目標

暗号の世界に触れることによって、現在の社会で用いられている様々な暗号の仕組みや特徴を知る。

また、数学がもっている性質をうまく利用すると、これらの暗号が作れることを理解できることを目指します。


実施内容の概要

  1. 身近に使われている暗号の紹介

    携帯電話で話をしたり、インターネットで買い物をするなど、普段の生活の中で暗号は使われています。実習では最初に、日常生活で用いられる暗号の装置や機械を紹介し、これらを手で触れることによって暗号の理解を深めます。

  2. 暗号の種類

    暗号には、暗号で用いる鍵を、秘密にしなければならないタイプ(秘密鍵暗号)と公開しても大丈夫なタイプ(公開鍵暗号)があります。これら種類の違いを南京錠など、実際の錠前と鍵を用いて説明します。

  3. 暗号の仕組みについて知る

    昔は暗号といえば秘密鍵暗号しかなかったのですが、最近、公開鍵暗号が発明されたことによって、インターネットを用いた買い物など、世の中が便利になりました。
    実習ではある数学を利用することによって、公開鍵暗号がどのように作られているか、その仕組みについて学びます。

  4. 簡単な暗号の作成

    公開鍵暗号を理解するために、実際に数字を当てはめて簡単な暗号を作成します。
    実習では、メッセージを暗号文に変換したり、暗号文を復号したりして、メッセージが最終的に元に戻ることを確認します。

  5. 暗号を破るときの手間

    高性能なコンピュータをいくらたくさん用いても、暗号を破るには、何億年、あるいはそれ以上かかります。なぜこれだけの手間がかかるかを、パソコンで簡単な試算をしてみることで説明します。


事前に準備しておいて欲しいこと

もし皆さんの身の回りで、インターネットを使える環境があれば、それを使って遊んでみてください。
また、インターネットで買い物をしている人がいましたら、どのような操作をしているか聞いてみてください。

読んでおくと役に立つ参考書など

特にありませんが、本やインターネットで「暗号」という文字がでてきたら、興味をもって読んでみてください。実習を理解するのに役立つでしょう。

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