ワークショップ:自分で実験し、耳で鼻で手で、化学変化を実感しよう!(高校生)

担当者

浜田志津子(筑波大学附属視覚特別支援学校)


到達目標

ひとりずつ実験操作を自分で行い、化学変化を実感する。

酸・塩基の強弱について自分自身の実験を通して理解する。

化学電池を作り、電池のしくみを理解する。


実施内容の概要

  1. 酸と塩基の強弱を考えよう。
    1. 2M塩酸・2M酢酸・1M硫酸とマグネシウムとの反応を比較し、酸の強弱を考える。

      試験管にそれぞれの算を入れ、マグネシウムリボンを入れて、指でふさぎ変化を観察し火をつける。

    2. 強酸と弱酸の塩が反応すると弱酸が生成することを実験で確かめる。

      • 酸(強酸)と石灰石(炭酸カルシウム(弱酸の塩))
        塩酸に石灰石を入れて、二酸化炭素が発生することを観察する。
      • 硫酸(強酸)と酢酸ナトリウム(弱酸の塩)
        硫酸と酢酸ナトリウムの臭いを観察し、混ぜ合わせて再び臭いを観察し生成物は何かを考える。
    3. 強塩基と弱塩基の塩が反応すると弱塩基が生成する実験で確かめる。

      • 水酸化カルシウム(強塩基)と塩化アンモニウム(弱塩基の塩)
        水酸化カルシウムと塩化アンモニウムの臭いを観察し、混ぜ合わせて再び臭いを観察し生成物は何かを考える。
      • 水酸化バリウム(強塩基)と塩化アンモニウム(弱塩基の塩)
        水酸化バリウムと塩化アンモニウムの臭いを観察し、混ぜ合わせて再び臭いを観察し生成物は何かを考える。
  2. 電池を作ろう

    1. ボルタ電池を作ろう

      銅板と亜鉛板で硫酸を挟んだボルタの電池を作り。ブザーを鳴らす。
      ブザーの音が小さくなったら、過酸化水素水を垂らす。

    2. ダニエル電池を作ろう

      硫酸銅水溶液と硫酸亜塩水溶液を半透膜で隔てる。  
      銅板を硫酸銅水溶液側にし、亜鉛板を硫酸亜塩水溶液側にしたダニエル電池を作り、ブザーを鳴らす。ボルタ電池との違いはあるか。


事前に準備しておいて欲しいこと

筆記用具、タオル、できたら、これらの実験の化学反応式を書いてみよう!

読んでおくと役に立つ参考書など

高校化学Ⅰの教科書、「酸・塩基」「電池」を読んでおくと理解が深まるでしょう。
酸・塩基のそれぞれの実験についての化学反応式を書いてみると、実験が更に楽しくなるでしょう。

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