ワークショップ:パソコンで数学や科学の勉強ができる!

担当者

山口雄仁(日本大学)


到達目標

音声で数式を読んだり書いたりできるチャティ・インフティというソフトウェアを利用して、数式の出てくる数学や理科の読み物を読んだり、自分で墨字の数式を作成して問題に解答したりできるようになることを目指します。


実施内容の概要

  1. チャティ・インフティの紹介

    チャティ・インフティは、視覚障害者のための数学文書作成ソフトウェアで、音声を利用して、数式のたくさん出てくる文書を読んだり書いたりすることができます。
    これを使うことで、視覚障害者でもパソコンで自由に数学や理科の勉強ができるようになります。

    【チャティ・インフティの特徴】
    晴眼者の使っている墨字数式を、視覚障害者がそのまま利用できます。
    チャティ・インフティの画面にある数式は、すべて普通の墨字の数式になっており、それらを音声で読んだり書いたりできます。
    そのため、晴眼者と全く同じ教科書・プリントを利用できます。視覚障害者の作成したレポートは、墨字に直す必要もなく、そのままで晴眼の先生や友だちが読めます。

  2. 数学・理科の読み物や教材を読む

    上下矢印キーでカーソルを上下の行に移動すると,その行の内容が読み上げられます。
    式の内容を正確に理解するため、「分数」、「分数終了」などのように、数式を読む時に普通はわざわざ言わないコメントが含まれていますので、慣れないと少し聞き取りにくいかもしれません。

    もし式が長かったり、複雑だったりして内容が分かりにくい時は、左右矢印キーで左右に移動して行けば、式の内容を順次確認できます。
    さらに、「音声」メニューの朗読機能を使うと、カーソルを移動しなくても文書の内容を勝手に朗読してくれます。

  3. 数式を作成する

    チャティ・インフティには「テキスト入力モード」と「数式入力モード」の2つがあり、数式を入力するには数式入力モードに入る必要があります。
    コントロール・キーとスペース・キーを同時に押すと、これらのモードが切り替わります。

    操作の方法を覚えれば数学の問題に墨字で容易に解答を作成できます。ここでは、数学検定やセンター入試などから選んだ例題に墨字で答を書いてみたいと思います。

  4. その他の操作の紹介

    化学の構造式や関数のグラフなど理数系で頻繁に使われる図やグラフを触読図に変換して出力する方法についても紹介する予定です。


事前に準備しておいて欲しいこと

キーボード上のESCキーやALTキーなど基本的なキーの位置を覚えていると、便利だと思います。

読んでおくと役に立つ参考書など

特にありません。

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